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ベロメタル製品のQ&A

容積比でも構わないのですか?

ベース剤(主剤)と活性剤(硬化剤)の配合比率は、容積比1対1としています。
スケールにて重量比で計量していただく場合は、比重が、ベース剤(主剤)と活性剤(硬化剤)とで各々異なりますのでお気をつけください。混合計量は最低12g以上にする必要はあります。

長時間待っても硬化しないのですが?

配合比率、撹拌不足、混合不足、異物混入が考えられます。
冬期など低温時期は、ドライヤーや約50℃の湯せんでベース剤(主剤)と活性剤(硬化剤)各容器を加温しながらしっかり撹拌を行ってください。
混合時は色ムラや気泡がでないように空気を抜くようにしっかりと混ぜ合わせてください。

開封したら既に硬いのですが?

冬場など低温時期は、粘度が硬くなる場合がございます。その場合は、約50℃の湯せんをしていただくか、ドライヤーで温風をかけながら、ベース剤(主剤)と活性剤(硬化剤)各容器の中で、十分にヘラで撹拌します。
また、一本のヘラを使用する場合は他の容器へ入れる前にクリーナーでふきとってください、
同じ容器内で二剤が反応して硬化する可能性があります。

開封後及び未開封の使用期限は?

開封後は、しっかりと蓋を閉めて、日の当たらない冷暗所に保管していただいて、約5年を推奨しています。未開封ですと、同じ保管条件で約6年を推奨としています。

塗装は可能ですか?

硬化後のベロメタルには、吹き付けや刷毛での塗装も可能です。

メッキ処理は可能ですか?

電気メッキは困難ですが、どうしてもメッキ処理を必要とされる場合は、ベロメタルの表面が完全に硬化する前に鉄などの金属の粉末をスプレー等で吹き付けて導電性を生じさせてメッキ処理願います。

ベロメタルの上に更にベロメタルを上塗りしたいのですが?

上塗り前に、ベロメタル表面の汚れや油分を取り除き、目粗しの処理をしてください。

硬化接合されたベロメタルを除去したいのですが?

ベロメタルは母材と強力に接合されていますので、容易に取り離すことは困難ですが、400℃以上のバーナーを噴射して軟化状態にさせてから器具を使用して除去を試みてください。
あるいは、かなり強力なアルカリ性の溶剤を使用してお試しいただくこともできます。

ベロメタルを接着しないようにしたいのですが?

ベロメタル金型離型剤が単品販売しています。それを塗布してからその上にベロメタルを重ね塗りしてください。

ベロメタルクリーナーはどのようなときに使用するのですか?

ベロメタルクリーナーは揮発性のあるアルコール類です。
ベロメタルを塗布する前にそれを清潔な布にふくませて塗布面をきれいに拭き取ります。
脱脂・洗浄をすることにより母材との接着性を高める目的です。
これは母材表面の目粗しの後に行ってください。
また、混合用ヘラ、混合板に付着したベロメタルを落とすのにも役立ちます。

補強テープはどのようなときに使用するのですか?

補強テープは強靭で柔軟性があり、幅10px長さ1mのメッシュ状のテープとなります。
ガラス繊維製(白色)とケブラー製(黄色)を扱っています。そのテープにベロメタルを盛り付けて施工面へあてがい、母材との密着度を上げます。垂直面への塗布では垂れ防止にもなります。